しなの鉄道が妙高高原への冬季アクセス強化|2026年1~2月に臨時快速

しなの鉄道は2026年1月と2月、北しなの線で上下線それぞれ1日3本の臨時快速列車を運行します。冬季の長野駅と妙高高原エリア間の鉄道輸送力を増強する取り組みです。
しなの鉄道は2025年11月25日、2026年1月1日から2月28日まで、臨時快速列車を毎日運行すると発表しました。
同社が公開している時刻表によると、最初の快速列車は長野駅を午前9時09分に出発し、午前9時51分に妙高高原駅へ到着します。所要時間は42分です。
そのほか、2本の快速列車が豊野駅を午前10時41分と午後0時54分に出発し、それぞれ午前11時09分と午後1時23分に妙高高原駅へ到着します。
快速列車は黒姫駅に停車し、長野駅を始発とする列車は豊野駅にも停車します。

妙高山を北東から望む / 写真 :Wikipedia.
妙高高原からの復路
反対方向では、臨時快速列車が妙高高原駅を午前9時56分、午前11時15分、午後1時44分に出発します。
1本目と3本目の列車は豊野駅止まりですが、午前11時15分発の列車は長野駅まで運行し、午前11時55分に到着します。
しなの鉄道の時刻表では、豊野駅でJR東日本の飯山線に接続する列車も案内されており、その先の移動についても選択肢が広がります。
海外からの旅行者にとって、今回の臨時列車は、冬のピークシーズンに妙高高原へ向かう主要な公共交通手段の一つである鉄道の輸送力を高めるものとなります。
妙高高原で進む観光開発
今回の冬季の輸送力増強は、妙高高原で国際的なホスピタリティ投資が拡大する中で実施されます。
2025年10月、シックスセンシズとIHGホテルズ&リゾーツは、ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)と、妙高杉ノ原スキー場におけるゲレンデサイド型ホテルおよびブランドレジデンス「シックスセンシズ 妙高」の開発について合意したと発表しました。
ペイシャンス・リアルティは、ペイシャンス キャピタル グループおよびキャピタル・ブレインのグループ企業です
この開発では、57室のホテル客室・スイートと21戸のブランドレジデンスが計画されており、2026年4月に着工する予定とされています。
IHGは、このプロジェクトを妙高高原を通年型のマウンテンリゾートとして発展させる、より広範なビジョンの一環と位置付けています。
こうした背景を踏まえると、今回の冬季臨時列車の運行は、目先のスキーシーズンにとどまらない意味を持ちます。宿泊施設や観光インフラの整備が進む中、公共交通の輸送力向上は、エリアへの来訪者のアクセスを支える役割を果たす可能性があります。
Further Reading:
出典:
Patience Realty(2025年12月)



