top of page
検索

ペイシャンスキャピタルグループ(PCG)、アコー「M ギャラリーコレクション」と提携 ー斑尾高原ホテルおよびライムリゾート妙高が新たに加盟

  • 執筆者の写真: Tsubasa Yajima
    Tsubasa Yajima
  • 10月24日
  • 読了時間: 6分
2025年10月23日、ペイシャンスキャピタルグループ(Patience Capital Group、以下「PCG」)は、長野県の「斑尾高原ホテル」と新潟県の「ライムリゾート妙高」が、アコーホテルズのブティックブランド「MGallery Collection( M ギャラリーコレクション)」に加盟することを発表しました。 
2025年10月23日にシンガポールで行われた調印式の様子(左から:ペイシャンスキャピタルグループ(PCG)のマネージングディレクター兼法務顧問のマリアンヌ・スー氏、PCG創業者兼CEO兼CIOのケン・チャン氏、アコーのラグジュアリー&ライフスタイル部門グローバル最高開発責任者のAgnès Roquefort(アニエス・ロックフォール)氏、アコーのアジア地域シニアリーガルカウンセルのCarrie Oswald(キャリー・オズワルド)氏
2025年10月23日にシンガポールで行われた調印式の様子(左から:ペイシャンスキャピタルグループ(PCG)のマネージングディレクター兼法務顧問のマリアンヌ・スー氏、PCG創業者兼CEO兼CIOのケン・チャン氏、アコーのラグジュアリー&ライフスタイル部門グローバル最高開発責任者のAgnès Roquefort(アニエス・ロックフォール)氏、アコーのアジア地域シニアリーガルカウンセルのCarrie Oswald(キャリー・オズワルド)氏

この2つの契約は、PCGが掲げる「日本の山岳リゾートを世界水準の四季型デスティネーションへ進化させる」という長期ビジョンの重要な節目となります。 

 

国際的ホテルブランドとの提携による地域観光の高度化 

シンガポールで行われた調印式には、アコーおよびPCG両社の幹部が出席し、今後の協業体制を正式に確認しました。  この提携は、両社が共有する「上質なホスピタリティ」「優れたデザイン」「持続可能な観光開発」への共通の価値観を反映しています。 


アコーグループのソフィテル・レジェンド、ソフィテル、Mギャラリー&エンブレムズ CEOのマウド・ベイリー氏は次のように述べています。

  「自然・デザイン・文化が融合する日本の山岳地に、MGalleryの精神を新たに展開できることを誇りに思います。パートナーであるペイシャンス・キャピタル・グループとともに、真のホスピタリティと洗練された体験をお届けします。」 

斑尾高原ホテル Mギャラリーコレクション ― 長野の中心に息づくアルペンエレガンス 

長野県北端、斑尾山の美しいゲレンデに位置する「斑尾高原ホテル」は、日本を代表するスノーリゾートのひとつとして知られています。  柔らかな「マダパウ」と呼ばれる極上のパウダースノーや、日本最多の15コースを誇るツリーランエリアが魅力です。 


既存施設は全面リニューアルされ、2027年末の再開業を予定。  全80室の客室はスタンダード、デラックス、スイートタイプで構成され、アルプスの温もりと日本的な簡素美を融合させたデザインを採用します。 


館内には複数のダイニング、ロビーラウンジ、ゲレンデ直結のスキーダイナー、プールサイドバー、温泉、会議施設、ショップなどが整備され、滞在型リゾートとして充実した設備を備えます。 

 

ライムリゾート妙高 Mギャラリーコレクション ― 妙高の自然に抱かれるウェルネスリゾート 


標高2,454メートルの妙高山を望むライムリゾート妙高は、妙高戸隠連山国立公園内に位置し、年間平均13メートルを超える降雪量と最長8.5kmのロングランで知られるエリアです。 


同施設は2026年冬のリニューアルオープンを予定しており、全38室の客室を備えたモダンなウェルネスリゾートへと生まれ変わります。  


館内にはレストラン、カフェ&バーラウンジ、温泉、フィットネスセンター、キッズクラブを設け、四季折々の自然と調和した癒しの空間を提供します。 

 

二つのリゾートがつなぐ、妙高・斑尾の一体型デスティネーション体験 

両リゾートは車で約30分の距離にあり、シャトルバスで連携。PCGが運営する「妙高杉ノ原スキーリゾート」や「長野デューンズゴルフクラブ」などの周辺施設とも一体化したリゾート体験を提供します。 


周辺には戸隠神社、苗名滝、沼の原湿原、野尻湖、地獄谷野猿公苑などの観光名所も点在。冬季はスキー、夏季はハイキングやサイクリング、森林浴など、年間を通じて多彩なアクティビティが楽しめます。 

 

持続可能な山岳観光へのビジョン 

PCGの創業者兼CEO/CIO ケン・チャン氏は次のように述べています。  


「アコーとのパートナーシップは、日本の山岳観光の可能性を再定義するものです。MGalleryのデザイン性と運営力を活かし、妙高と斑尾を世界有数の四季型リゾートとして位置づけたいと考えています。」 

ソフィテル・レジェンド、ソフィテル、Mギャラリー&エンブレムズ 最高開発責任者のザビエル・グランジ氏は次のように述べています。

昨年、札幌に日本初となるMギャラリーをオープンして成功を収めたことに続き、ペイシャンス キャピタル グループとの提携により、新たに2つのMギャラリー・マウンテンリゾートを日本にオープンし、コレクションを拡大できることを誇りに思います。この2つのリゾート施設は、自然、文化、そして洗練が融合する本物のデスティネーションで成長を目指すMギャラリーの野心を完璧に体現しています。フランスアルプスのヴァルモレルに続き、Mギャラリーの独特のスピリットを世界中の卓越した山岳地帯にもたらすという当社の戦略においても、新たなマイルストーンとなるでしょう。

両リゾートの再開発では、地域資源の活用、環境配慮型技術の導入、地域文化への敬意を重視した建築が採用される予定です。 

 

Mギャラリーブランドのアジア展開 

世界で120軒以上のブティックホテルを展開する「Mギャラリーコレクション」は、文化的な深みと自然美を兼ね備えた土地への展開を進めています。  2024年に日本初の「ホテル創成札幌Mギャラリー」が開業し、今回の妙高と斑尾が日本で2軒目3軒目の展開となります。 


2025年6月時点で、アジア太平洋および中国地域におけるMギャラリーのホテルは38軒、全体の39%を占め、約5,200室を運営しています。 

 

Mギャラリーについて 

Mギャラリーの各ホテルは、それぞれの土地が持つ物語や文化をテーマに、五感に響く体験を提供することを目的としたブティックホテルブランドです。  デザイン性、地域性、ウェルネスを重視し、「記憶に残る滞在」を演出します。 

代表的なホテルには、Hotel Molitor Paris(ホテル モリトール パリ)、The Municipal Liverpool(ミュニシパル ホテル リバプール)、Santa Teresa Hotel Rio de Janeiro(サンタ テレサ ホテル リオデジャネイロ)マンリー パシフィック ホテル シドニー(Manly Pacific Sydney)、Athens Capital(アテネ キャピタル ホテル)、Hotel des Arts Saigon(ホテル デ ザール サイゴン)などがあります。 


Mギャラリーは、世界110か国以上で5,700軒超のホテルを運営するアコーホテルズの一員であり、会員プログラム「ALL – Accor Live Limitless」に参加しています。 

 

ペイシャンス キャピタル グループについて 

2019年設立。シンガポールと東京に拠点を置き、機関投資家および個人投資家を対象に不動産・プライベートエクイティ分野の投資運用を行っています。  日本国内の不動産開発や観光関連プロジェクトに注力し、地域の持続的成長に貢献しています。 

詳細は公式サイトをご覧ください:  www.patiencecapital.group


出典/参考資料:

ペイシャンス キャピタル グループプレスリリース(PR TIMES)

Working on Laptop

最新のインサイトレポートをメールで直接入手

購読ありがとうございます。

1 日以内に、最新の記事へのリンクがメールの受信箱に配信されます

PAR Transparent Logo White.png

Your source for Japan's finest luxury properties.

  • LinkedIn

 100-0005

東京都千代田区丸の内2-2-2

​丸の内三井ビルディング6階

東京都知事(1) 第 108551号

© 2025 Patience Realty

bottom of page