妙高杉ノ原スキー場、2025-26年シーズンより「Ikon Pass」に加盟 ― ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)発表
- Tsubasa Yajima

- 10月22日
- 読了時間: 3分
2025年10月22日、ペイシャンス・キャピタル・グループ(以下、PCG)は、新潟県の妙高杉ノ原スキー場が、2025-26年冬シーズンより「Ikon Pass(アイコン・パス)」に正式加盟することを発表しました。 Ikon Passは、世界各地のスキーリゾートをつなぐ国際的なシーズンパスで、スノーリゾート業界を代表するグローバルプラットフォームの一つです。
アジアで拡大を続けるIkon Passネットワーク
Ikon Passは、米国デンバーを拠点とするAlterra Mountain Companyが運営する国際的なスノーリゾートパスです。 アメリカ大陸、ヨーロッパ、オセアニア、アジアの世界70以上の一流スキーリゾートで利用可能であり、熱心なウィンタースポーツファンに愛されています。
妙高杉ノ原の追加により、Ikon Passはアジアでの展開をさらに強化してゆくことになります。日本国内では、ロッテアライリゾート、志賀高原、安比高原、富良野、ネコマ、蔵王温泉などに続く新たな加盟リゾートとなります。

妙高杉ノ原スキー場の写真/提供:ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)
この提携により、日本は世界有数のスノーリゾート・デスティネーションとしての地位をさらに確立することになります。
日本アルプスの隠れた名峰 ― 妙高杉ノ原スキー場
新潟県・妙高高原エリアに位置する妙高杉ノ原スキー場は、年間平均13メートルを超える豊富な天然雪と、全長8.5kmにおよぶ日本最長級のロングランコースで知られています。
杉ノ原を含む妙高高原エリアのプロモーションビデオ/Mountain Watch Travel YouTube チャンネルより
標高差は1,100メートル以上に達し、野尻湖や妙高山、晴天時には富士山まで望むことができる絶景ロケーション。 上質なパウダースノーと雄大な自然、そして地元の温かいおもてなしが融合した、本格的な日本のアルペン体験を提供します。
東京から電車で約2時間とアクセスも良好で、2025-26年シーズンからはIkon Pass保持者向けの特典や専用アクセスが導入される予定です。
PCG創業者 兼 CEO/CIO ケン・チャン氏のコメント
「PCGは、妙高高原を世界トップクラスのマウンテンリゾートへと発展させることに深くコミットしています。 この地域の豊かな自然雪、壮大な地形、美しい景観を生かし、持続可能な観光開発と地域活性化を両立することが私たちの目標です。 Ikon Passとの提携は、このビジョンを実現する上で重要な節目となります。 妙高杉ノ原スキー場は、妙高山エリアでも最大規模を誇り、国内外のゲストに最高の体験を提供できることを誇りに思います。」
ペイシャンス・キャピタル・グループについて
ペイシャンス・キャピタル・グループ(Patience Capital Group/PCG)は、2019年に設立された不動産およびプライベート・エクイティ投資会社です。 シンガポールと東京に拠点を持ち、国内外の機関投資家や個人投資家の資産を運用しています。
PCGは、不動産関連資産および事業への投資を中心に、開発アドバイザリーやプロジェクトコンサルティングも手掛けています。 豊富なネットワークと高い実行力を活かし、リスク調整後リターンの最大化を目指しています。
Ikon Passについて
Ikon Pass(アイコン・パス)は、世界5大陸のスキー・スノーボードリゾートを結ぶ国際的なシーズンパスです。 運営は米国のAlterra Mountain Companyが行っており、Aspen (アスペン)、Snowmass(スノーマス)、Jackson Hole(ジャクソンホール)、Big Sky(ビッグスカイ)、Revelstoke(レベルストーク)、Chamonix Mont-Blanc(シャモニー=モン=ブラン)、Zermatt(ツェルマット)、Thredbo(スレドボ)、Mt Buller(マウント・ブラー)など、世界有数のリゾートで利用可能です。
日本国内でもニセコユナイテッド、安比高原、富良野、そして新たに妙高杉ノ原が加盟しています。 詳細は公式サイト:www.ikonpass.comをご参照ください



