2024年2月は首都圏の新築戸建価格が下落|中古住宅は上昇基調
- Tsubasa Yajima

- 2024年3月8日
- 読了時間: 2分
東京カンテイは2024年3月7日、首都圏における2024年2月の新築木造一戸建住宅および中古木造一戸建住宅の平均価格動向を発表しました。
対象地域は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の1都3県です。
主なポイント:
新築住宅価格の下落が、都市圏全体の価格に影響を及ぼしました。
神奈川県を除く各地域で、中古住宅価格が一貫して上昇しました。
東京都の中古住宅価格は2ヶ月連続で上昇しました。
埼玉県では価格上昇が続き、前年同月比でプラスに転じました。
調査対象となる物件は、土地面積100~300平方メートル、最寄り駅から徒歩30分以内またはバス20分以内に位置し、所有権の土地を有する戸建住宅です。
新築戸建価格は首都圏全域で下落
首都圏全体の新築戸建平均価格は4,420万円となり、前月比3.1%下落しました。
都県別では以下の通りです。
都県 | 戸建平均価格 | 変化率(%) |
東京 | 5,213万円 | 5.7%減 |
神奈川 | 4,695万円 | 2.6%減 |
千葉 | 5,213万円 | 0.1%減 |
埼玉 | 5,213万円 | 2.7%減 |
東京都ではこれまでの上昇基調が反転し、首都圏全体の価格を押し下げる要因となりました。
神奈川県も引き続き下落傾向が続きました。
千葉県は前年同月比ではプラスを維持したものの、前月比ではわずかに下落しました。
埼玉県もそれまで続いていた上昇傾向から下落へ転じています。
2024年2月は首都圏すべての都県で新築戸建価格が下落する結果となりました。
中古戸建価格は上昇基調を維持
一方、中古戸建て住宅の平均価格は4,046万円となり、前月比2.7%上昇しました。
首都圏全体では引き続き価格上昇が続いています。
都県別では以下の通りです。
都県 | 戸建平均価格 | 変化率(%) |
東京 | 5,213万円 | 2.7%増 |
神奈川 | 4,695万円 | 2.0%減 |
千葉 | 5,213万円 | 0.8%減 |
埼玉 | 5,213万円 | 3.7%増 |
東京都は2か月連続で上昇し、6,000万円台を維持しました。
神奈川県は3か月連続の上昇から下落へ転じました。
千葉県は3か月連続の下落となりました。
一方、埼玉県は上昇傾向を維持し、前年同月比でもプラスへ転換しています。
新築と中古で異なる価格動向
2024年2月の首都圏戸建て市場では、新築戸建てが全域で下落する一方、中古戸建ては全体として上昇基調を維持する結果となりました。
建築コスト上昇や住宅取得環境の変化を背景に、中古住宅への需要が引き続き堅調であることがうかがえます。
今後も金利動向や建築費の推移が、新築・中古双方の価格形成に影響を与えるとみられます。
出典/Further Reading:
Patience Realty(2024年3月)



