東京23区のマンション賃料、1㎡あたり4,803円で過去最高を更新
- Tsubasa Yajima

- 2025年7月19日
- 読了時間: 2分
2025年7月17日に不動産調査会社の東京カンテイが発表したデータによると、首都圏におけるファミリータイプのマンションの賃料は2025年6月も上昇を続け、これで7か月連続の上昇となりました。
以下のデータは、長期的な傾向を示すための平均値です。不動産は極めて地域性の高い分野であるため、物件ごとのご相談については公的免許を保有した信頼できる不動産業者にお問い合わせください。
首都圏全体:高価格帯物件が平均値を押し上げ
首都圏全体では前月比+1.3%となり、1㎡あたり平均賃料は3,839円となりました。これは近年で最も高い水準です
この上昇は主に、都心部における新築を中心とした高額賃貸物件の影響によるものです
この1年間で、首都圏の賃料は平均で4.6%上昇しています
東京都:都心部が他地域を大きく上回る

1平方メートルあたりのマンション賃料のエリア別比較と推移
チャート:東京カンテイレポートより(編集:ペイシャンスリアルティ)
東京都全体では、前月比+2.2%の4,610円/㎡となり、大幅な上昇となりました。上昇はこれで7か月連続です。
中でも23区は最も大きな上昇を記録し、前月比+2.4%で1㎡あたり4,803円となり、過去最高を更新しました。
築5年以内の住戸では、ラグジュアリーな新築物件の影響で賃料が特に大きく上昇し、築年数の古い物件でも緩やかな上昇が見られました。
2024年6月と比較すると、23区の賃料は10.8%上昇しており、供給が限られる中で都心居住への需要が一層高まっていることを反映しています。
首都圏各エリア:地域ごとに異なる動き
千葉県では、前月比+0.9%の2,130円/㎡となり、過去1年間で最も高い水準に達しました。
埼玉県では、前月比−0.2%の2,207円/㎡となりましたが、4月の水準は上回っています。
神奈川県では、前月比−1.6%の2,751円/㎡に下落しました。これは市場に築年数の古い賃貸物件が増えたことが一因とされています。
県内最大都市である横浜市も、前月比−0.9%の2,963円/㎡と下落しました。
都市別の動き
千葉市では、前月比+0.2%の2,037円/㎡と小幅に上昇し、緩やかな上昇傾向が続いています。
さいたま市では、前月比−0.5%の2,754円/㎡となり、年初水準に戻りました。
背景:新しく小さい住戸が平均賃料を押し上げ
東京カンテイによると、築5年未満の新築物件の賃料が高水準であることから、都心部の平均値を引き上げる傾向が見られます。一方で、築6〜10年の中堅物件においても、価格が上限に近づきつつある兆しがあるとされています。
参考資料:
東京カンテイ「首都圏・ファミリータイプ賃料動向 2025年6月」



