東京、世界の都市競争力ランキングでニューヨークを抜き第2位に浮上
- Tsubasa Yajima

- 2025年12月18日
- 読了時間: 2分
森記念財団 都市戦略研究所が2025年12月17日に発表したレポートによると、世界の都市競争力を評価する年次指標「グローバル・パワー・シティ・インデックス2025(Global Power City Index 2025)」において、東京が初めてニューヨークを抜き、世界第2位にランクインしました。

東京が第2位となった2025年版世界の都市競争力についてのランキンググラフィック:森記念財団提供
グローバル・パワー・シティ・インデックスは2008年以降、毎年発表されており、世界48都市を対象に、「経済、研究開発、文化・交流、居住性(ライバビリティ)、環境、交通・アクセス 」という6分野・72指標で評価されています。
世界ランキング2025
ロンドン
東京
ニューヨーク
パリ
シンガポール
東京の順位上昇は、主に「文化・交流」と「居住性(ライバビリティ)」分野での評価向上によるものです。観光資源の評価では世界第2位、ナイトライフ分野では世界第1位を獲得しており、新たに導入された「来訪者満足度」指標が評価を押し上げました。
また、ワークライフバランスの柔軟性においても高評価を獲得し、レストラン店舗数では世界第1位となるなど、居住地・訪問先としての魅力が強化されています。
環境分野では、企業のサステナビリティ指標の改善や、緑地空間へのアクセス拡充などにより、顕著なスコア向上が見られました。
一方で、経済分野のランキングは前年からやや後退しましたが、GDP成長率の改善により、コロナ前水準への回復傾向が示されています。
課題も残っています。東京は賃金競争力や高度人材の誘致力において、引き続き相対的に低い評価にとどまりました。
研究開発分野では、スタートアップ数において高評価を得ていますが、それらの企業をグローバル競争力を持つ規模へと成長させる点については、依然として課題が残ると指摘されています。



