日本のトランクルーム市場、16年連続で拡大 — キュラーズが発表
- Tsubasa Yajima
- 6月18日
- 読了時間: 2分
2025年6月12日、トランクルーム事業を手がけるキュラーズ(本社:東京都品川区、代表取締役:スティーブ・スポーン氏)は、2025年版「セルフストレージ市場調査」の結果を発表しました。調査では、日本全国における屋内外型トランクルーム業界の継続的な成長が明らかになりました。

キュラーズのホームページのスクリーンショット(iPadから)。同社の建物カラーである青、白、オレンジが際立っています。同社は無料シャトルバスサービスと有料のストレージコンテンツ配信サービスも提供しています(スクリーンショットは2025年6月18日に撮影)
今回の全国調査は主要な運営事業者を対象に2025年1月から3月にかけて実施されました。
報告書によると、同市場は2008年の調査開始以来16年連続で拡大しており、2025年には市場規模が過去最高の850億円に達しました。
都市部を中心とした住宅面積の縮小が進む中、追加の収納スペースに対する需要が高まっており、市場は今後も成長を続け、2027年には1,037億円に達する見通しです。
2024年度末時点で、日本全国のトランクルーム拠点数は1万4,860か所を超え、全国のファミリーレストラン店舗数(1万25店)を上回りました。
稼働中の収納ユニット数も過去最多を記録し、全国で62万6,418室に達しました。
東京以外の首都圏郊外エリア(埼玉県、千葉県、横浜市、川崎市、厚木市などを本調査では含む)でも施設数は大きく増加し、2024年度には約3,500か所に達しました。これは2008年時点の約1,100か所から3倍以上の増加です。
参考資料:
キュラーズ「2025年版セルフストレージ市場調査」
出典:
R.E. Port ニュース