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キッチン作業を軽減する家電、第1位は「食器洗い乾燥機」―LIXIL調べ

  • 執筆者の写真: Tsubasa Yajima
    Tsubasa Yajima
  • 6月19日
  • 読了時間: 2分
LIXILは2025年6月17日、キッチンに関する家事負担についての消費者調査結果を発表しました。この調査は、2025年4月2日から30日にかけて、同社公式ウェブサイトの訪問者を対象に実施されたものです。

有効回答数は410件でした。

「キッチンでの作業を面倒に感じることはありますか?」という質問に対し、79.7%、すなわち約8割の回答者が「ある」と答えました。 

さまざまな間取りの家庭で、LIXILスタッフがキッチンの使用状況をモニタリングしている様子。これまでに3,000時間以上の観察・研究が行われています
さまざまな間取りの家庭で、LIXILスタッフがキッチンの使用状況をモニタリングしている様子。これまでに3,000時間以上の観察・研究が行われています(提供/LIXIL公式サイトより)

「最も負担に感じるキッチン作業は?」という複数選択形式の質問では、「掃除(シンク・コンロなど)」が最も多く、339件の回答がありました。 


次いで、「食器洗いや片付け」(269件)、「買い物・在庫管理」(164件)、「下ごしらえ(皮むきやカットなど)」(128件)、「調理作業(焼く・炒める・煮るなど)」(65件)と続きました。 


また、1日のキッチン作業時間については、「1〜2時間程度」と答えた人が最も多く38.7%、「30分〜1時間」が33.5%でした。 


週単位で見ると、「1週間あたり8時間以上キッチンにいる」と答えた人が45.3%にのぼり、1日平均1時間以上作業していることになります。 


こうした負担を軽減するために、多くの人が時短家電を活用していると回答。最も多く挙げられたのが食器洗い乾燥機で、次いで電子レンジによる調理補助、圧力鍋・フードプロセッサー・ミキサーなどの卓上型調理家電が続きました。 

 

人の動きに寄り添う「ヒューマンフィットテクノロジー」

LIXILによると、同社はこれまでに3,000時間以上にわたるキッチンでの動作観察と検証を行ってきました。 


この研究に基づき、「ヒューマンフィットテクノロジー」という設計思想を開発。これは、「人がキッチンに合わせる」のではなく、「キッチンが人に合わせる」ことで、無意識かつ不要な動作を最小限に抑えることを目指したものです。 

LIXILのプロモーション動画「ヒューマンフィットテクノロジー」(日本語音声+繁体字字幕)


「ヒューマンフィットテクノロジー」に基づいて導入された主な機能には、以下のようなものがあります: 

  • セラミック天板:耐熱性・耐傷性・耐汚染性に優れ、掃除が簡単で効率的。 

  • 「よごれんフード」換気扇:内部ディスクで最大90%の油分をキャッチし、内部清掃の手間を大幅に削減。 

  • ダブルレイヤーシンク:2段構造のシンクにより、調理と片付けを同時進行できるエルゴノミクス設計。 

 

参考資料:

LIXIL「キッチン使用実態調査結果」プレスリリース

 

出典:
Working on Laptop

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