晴海フラッグ「スカイデュオ」の竣工で5,600戸超の大規模開発が完結
- Tsubasa Yajima

- 9月24日
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東京・中央区の大規模複合再開発「晴海フラッグ」を手掛ける10社の共同事業体は、2025年9月19日に分譲マンション「晴海フラッグ スカイデュオ」(総戸数1,455戸)の竣工と引き渡し開始を発表しました。
このツインタワーの完成により、晴海フラッグの全体プロジェクトが完了しました。

晴海フラッグの物件公式ポータルサイト提供による完成予想CG
同プロジェクトは、東京2020オリンピック・パラリンピック選手村跡地において、東京都が主導する「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業」として認可されました。
敷地面積は133,906平方メートルで、全24棟・5,632戸(分譲4,145戸、賃貸1,487戸)に加え、商業施設、保育施設、生活利便施設などを備えています。
開発の中心に位置するスカイデュオは、晴海フラッグのランドマークとなる2棟構成の超高層タワーです。50階建て鉄筋コンクリート造の「サンビレッジ」(733戸)と「パークビレッジ」(722戸)からなり、敷地面積はそれぞれ37,441平方メートルと35,176平方メートル。いずれも免震構造を採用しています。
建物は低炭素建築物および長期優良住宅として認定を受けています。最寄りの都営大江戸線「勝どき」駅からは徒歩約18分の立地です。
住戸は1LDKから3LDKまでの間取りを揃え、「サンビレッジ」では49.38~145.54平方メートル、「パークビレッジ」では47.74~161.12平方メートル、平均で約74平方メートルとなっています。リビングの天井高は最大2.6メートルで、ゆとりある住空間を実現しています。
スケルトン・インフィル工法を採用しており、ライフスタイルに応じた柔軟な変更も可能です。
両タワーの48階にはスカイラウンジが設けられています。
この「晴海フラッグ」事業は、三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、野村不動産、住友不動産、住友商事、東急不動産、東京建物、NTT都市開発、新日鉄興和不動産、大和ハウス工業の大手10社が共同事業として手掛けました。



