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首都圏の中古マンション価格、2025年4月時点で60か月連続の上昇

  • 執筆者の写真: Tsubasa Yajima
    Tsubasa Yajima
  • 5月13日
  • 読了時間: 3分
東日本不動産流通機構(REINS)が2025年5月12日に発表した新しいレポートによると、2025年4月における首都圏の中古マンションの平均平米単価は、60か月連続で上昇しました。 
首都圏における中古マンションの平均成約価格の推移
首都圏における中古マンションの平均成約価格の推移(グラフはこの記事の下部にあるリンク先のレポートから引用し、Patience Realtyが作成したものです。データポイントは平均値を反映しています。売却実績データは自主的に報告されたものであり、実態を完全に反映しているものではありません)

平均成約単価は平米あたり81万1,100円に達し、前年同月比で3.9%の上昇となりました。この数値は、日本のバブル経済期である1990年11月に記録された過去最高値(平米あたり80万1,400円)をも上回っています。 

首都圏の販売戸数が力強い伸びを記録

2025年4月時点における首都圏の中古マンション成約件数は3,950件となり、前年同月比で21.5%の増加を記録しました。 


REINSの定義による首都圏とは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を含むエリアを指します。 


今回の結果は、6か月連続の成約件数増加であり、4か月連続で二桁の伸びとなっています。 


各都県別の成約件数は以下の通りです: 

都道府県

成約戸数

前年比

東京

2,152

18.8% 上昇

神奈川

909

26.6% 上昇

千葉

439

17.7% 上昇

埼玉

450

29.3% 上昇

特に、横浜市・川崎市を除く神奈川県内の地域では、取引件数が257件と、前年同月比で44.4%の増加となりました。 

 

価格上昇の一方で、平均専有面積は縮小 

4月の中古マンション1戸あたりの平均成約価格は5,047万円で、前年同月比0.6%の上昇となり、6か月連続の上昇を記録しました。 

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一方で、平均専有面積は62.22平米と、前年同月比で3.2%の減少となっています。 

また、建物の平均築年数は26.45年となり、前年同月比で2.33年の上昇となりました。これは、供給が逼迫する市場環境のなかで、購入者の築年数に対する許容度が高まっていることを示しています。 

 

新規登録件数・在庫数、ともに減少続く 

新規登録件数は1万5,885件で、前年同月比6.0%の減少となり、14か月連続で前年を下回りました。 


また、全体の在庫件数も12か月連続で減少し、4万4,008件(前年同月比▲4.4%)となっています。

 

2025年4月の中古戸建て市場 — 取引増加も価格は下落 

中古戸建て市場も力強い伸びを見せており、4月の成約件数は合計1,777件で、前年同月比45.3%の増加となりました。

 

首都圏各県での成約件数の伸びは以下の通りです: 


  • 埼玉県:+60.6% 

  • 千葉県:+40.6% 


成約件数は大幅に増加したものの、平均成約価格は3,804万円と、前年同月比で5.7%の下落となりました。 

 

参考資料:

REINS「2025年4月度 首都圏中古マンション市場動向レポート

 

出典:

R.E.Portニュース (2025年5月) 

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