赤坂見附の東急赤坂ビル解体開始|「軍艦パジャマ」が54年の歴史に幕
- Tsubasa Yajima

- 2023年12月5日
- 読了時間: 2分
東京・赤坂見附駅前に位置する「東急不動産赤坂ビル」の解体工事が2023年12月1日に始まりました。東急不動産が進める本プロジェクトでは、長年にわたり赤坂見附のランドマークとして親しまれてきた建物が姿を消し、新たな再開発へ向けた第一歩となります。

東急不動産赤坂ビル外観 画像提供:東急不動産
東急不動産赤坂ビルは1969年に竣工した複合用途ビルで、高級専門店、ホテル、オフィスなどを備えた大型施設として開発されました。
敷地面積は約5,230平方メートル、地上14階・地下2階建て、延床面積は約5万1,000平方メートルに及びます。
「軍艦パジャマ」と呼ばれた赤坂見附のランドマーク
建物は赤とピンクのストライプが特徴的な外観を持ち、その独特なデザインから「軍艦パジャマ」の愛称で親しまれていました。
赤坂見附駅前という高い視認性を持つ立地にあり、半世紀以上にわたり地域の景観を象徴する存在として知られてきました。
しかし、竣工から54年が経過し、建物の老朽化が進んだことから、2023年10月31日をもって全ての営業を終了しました。
解体前には警視庁が訓練施設として活用
解体工事に先立つ2023年11月には、警視庁が建物を訓練施設として利用しました。
約300人が参加し、誘拐事件や人質立てこもり事案を想定した訓練のほか、壁やドアの破壊を伴う実践的な演習が行われました。
解体予定の建物を活用した大規模訓練は、警察や消防などによる災害・犯罪対策訓練で活用されるケースが増えています。
解体完了は2027年夏頃を予定
今後は第二期解体工事を経て、建物全体の解体完了は2027年夏頃を予定しています。
東急不動産は解体後の跡地に新たな施設を開発する方針を示しており、赤坂見附駅前の街並みは今後大きく変化する可能性があります。
都心部では大規模再開発が相次いで進んでおり、赤坂・永田町エリアにおいても今後の土地活用や新たな開発計画に注目が集まります。



