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渋谷ハンズ跡地をヒューリックがホテル再開発|訪日客需要で『THE GATE HOTEL』計画

  • 執筆者の写真: Tsubasa Yajima
    Tsubasa Yajima
  • 5月28日
  • 読了時間: 3分
ヒューリックは、2026年11月に閉店予定のハンズ渋谷店跡地をホテルへ再開発する計画を進めています。長年にわたり渋谷を代表する専門店として親しまれてきた商業施設は、東京有数の商業エリアにおけるホテルを中心とした複合開発へと生まれ変わる見込みです。

株式会社ハンズは2026年5月25日、賃貸借契約の満了に伴い、ハンズ渋谷店を2026年11月に閉店すると発表しました。

ホテル業界専門メディア「HotelBank」によると、ヒューリックは跡地に高級ホテルブランド「THE GATE HOTEL」を開業する計画で、開業は2030年以降を予定しています。


現在のハンズ渋谷店は1978年9月9日に開業しました。


約半世紀にわたり、渋谷を代表するランドマークの一つとして多くの来店客に親しまれてきました。


ハンズによると、同店は国内外の利用者に長年愛されてきた店舗です。また、24フロアを408段の階段で結ぶ特徴的な館内構成でも知られています。


ヒューリックが2026年11月に閉店予定の「ハンズ渋谷店」跡地をホテルとして再開発する計画であることが明らかになりました

Photo by Adam German


HotelBankによると、ヒューリックは2013年に土地と建物を取得しました。ハンズの退去後は既存建物を解体し、ホテルを中心とした新たな複合施設へ建て替える計画です。


再開発予定地は、渋谷区宇田川町に位置する約1,800平方メートルの敷地です。


低層階には商業施設が整備される予定で、ホテルと商業施設が一体となった複合用途の開発が計画されています。


渋谷で進む街づくりの変化

今回の計画は、渋谷の商業エリアが大きく変化していることを象徴しています。


これまで渋谷は大型商業施設を中心に、東京を代表するショッピング・若者文化の発信地として発展してきました。


しかし近年では、その街の性格が徐々に変化しています。


ホテルや飲食施設、ナイトライフ、エンターテインメントなど、国内外の来訪者を意識した都市開発の比重が高まっています。


HotelBankは、今回の再開発を2027年以降に渋谷エリアで相次ぐラグジュアリーホテル・高級ホテル開発の一環と位置付けています。


その一例として、道玄坂二丁目南地区市街地再開発事業で計画されているTRUNK(HOTEL) DOGENZAKAがあります。


また、東急百貨店本店跡地では、スワイヤー・ホテルズが展開するラグジュアリーホテルブランド「The House Collective」の開業も予定されています。


ヒューリックにとっても、今回の渋谷プロジェクトはホテル事業拡大戦略の中核となる案件です。


HotelBankによると、同社は2033年頃までにホテル約11施設・約1,700室体制への拡大を目指しています。


渋谷プロジェクトは、その成長戦略を支える主要案件の一つになる見通しです。


今回の再開発が注目される理由は、その立地にあります。


単なる遊休地のホテル開発ではなく、東京を代表する商業エリアの象徴的な商業施設が、新たなホテルへと生まれ変わる計画だからです。


計画どおり実現すれば、渋谷が従来の商業中心の街から、観光・宿泊需要を取り込む都市へと変化していく流れを象徴するプロジェクトの一つとなるでしょう。


これまで買い物やライフスタイル提案の場として親しまれてきた場所が、宿泊や観光消費を中心とした複合開発へと役割を変えることになります。


出典:

Patience Reaty (2026年5月)

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