2025年1月首都圏のマンション販売価格、1平米当たりの平均が1990年11月以来の高値に
- Tsubasa Yajima

- 2月12日
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2025年2月10日、東日本不動産流通機構(REINS、レインズ)は、2025年1月の首都圏における不動産市場動向を発表しました。
首都圏とは、東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県の1都3県を指します。

Wix AIに「東京のマンション在庫減少に対する人々の反応」というプロンプトを入れて「ペイント」フィルターを使用して生成したAI画像(無断複写・転載を禁じます)
以下の数値は、市場動向を示す平均値であり、価格を保証するものではありません。不動産市場は極めてローカルな特性を持つため、具体的な物件に関するご相談は、必ず宅地建物取引業の免許を持つ不動産専門家へお問い合わせください。
首都圏における中古マンションの売買契約件数は 3,242件 となり、前年同月比 19.6%増 と大幅に増加しました。これで3か月連続の増加となります。
都道府県 | マンション販売戸数 | 前年比増減 |
東京 | 1,759 | 17.3% 増 |
神奈川 | 754 | 23.8% 増 |
千葉 | 366 | 20.0% 増 |
埼玉 | 363 | 21.8% 増 |
都県別では、東京都が 1,759件(前年比17.3%増)、埼玉県が 363件(前年比21.8%増)、千葉県が 366件(前年比20.0%増)、神奈川県が 754件(前年比23.8%増) となり、すべての都県で大幅な増加が見られました。
首都圏における1㎡あたりの中古マンション成約価格は、 81万8,800円(前年同月比7.8%増)となり、 57か月連続 で上昇しました。これにより、1990年11月のバブル後最高値(80万1,400円)を上回りました。
中古マンション1戸あたりの平均成約価格は 5,147万円(前年同月比5.9%増)となり、3か月連続で上昇しました。
1月に市場へ新規登録された売り出し物件数は 15,459件(前年比6.5%減) となり、 11か月連続 で減少しました。
また、市場に流通している中古マンションの総在庫数は 45,478件(前年比4.2%減) となり、 9か月連続 で減少しています。
首都圏における中古戸建(Single Family Home, SFH)の売買契約件数は 1,279件(前年比33.0%増) と大幅に増加し、 3か月連続 で増加しました。
首都圏における中古戸建の平均成約価格は 3,785万円(前年比0.5%減) となり、ほぼ横ばいを維持しましたが、3か月ぶりに前年同月比を下回りました。
参考資料:
2025年1月 東日本不動産流通機構 マーケットサマリー
出典:



