全国住宅着工数が6.3%減で5カ月連続減少|住宅供給の減速が鮮明に
- Tsubasa Yajima

- 2023年12月6日
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2023年11月30日、国土交通省(MLIT)は2023年10月の住宅着工統計を発表しました。 以下の数値はすべて前年同月比(YoY)を示しています。つまり2022年10月と2023年10月の比較です。
主なポイント:
2023年10月の住宅着工は前年同月比6.3%減となり、総床面積ベースでは9カ月連続の減少となりました。
住宅着工総数は71,769戸となりましたが、その中で分譲マンションは4カ月ぶりに9.4%増加しました。
持家(注文住宅)は17.2%減少し23カ月連続の減少、貸家も3カ月連続で減少しています。
首都圏では3.8%減少、中部圏・近畿圏でも同様に減少傾向となりました。
全体としては減少基調が続く一方で、マンションなど一部セグメントでは一時的な増加も見られました。
全国住宅着工の動向
前年同月比で全国の住宅着工戸数は71,769戸となり、6.3%減少し5カ月連続の減少となりました。
住宅着工の床面積合計は5,451,000平方メートルとなり、9カ月連続の減少となっています。
住宅タイプ別では以下の通りです。
持家(注文住宅)は18,078戸(17.2%減)で23カ月連続の減少となりました。
貸家は31,671戸(1.0%減)で3カ月連続の減少となりました。
分譲住宅は21,582戸(1.2%減)で5カ月連続の減少です。
このうち分譲住宅の内訳では、マンションが11,174戸(9.4%増、4カ月ぶりの増加)、一戸建て分譲は11,368戸(8.8%減、12カ月連続の減少)となりました。
三大都市圏の動向
首都圏は25,813戸(3.8%減)となり、持家・貸家・分譲のいずれも弱含みとなりました。
三大都市圏のうち、首都圏(東京圏)は総戸数25,813戸(3.8%減)で、内訳は持ち家4,034戸(14.6%減)、賃貸住宅11,529戸(5.7%減)、新築住宅12,203戸(3.7%増)でした。
中部圏(首都圏名古屋)は総戸数7,833戸(5.8%減)で、内訳は持ち家2,756戸(13.3%減)、賃貸住宅2,752戸(2.5%増)、新築住宅2,233戸(7.3%減)でした。
近畿地方(大阪圏)では、12,445戸(10.6%減)となり、内訳は持ち家2,531戸(14.1%減)、賃貸住宅5,812戸(5.5%減)、新築住宅4,068戸(2.8%減)でした。
住宅着工統計の位置づけ :住宅着工統計は建設活動、雇用、消費者信頼感を示す重要な経済指標です。着工増加は住宅需要の強さを示し、減少は景気減速のシグナルとなる傾向があります。
参考資料:
国土交通省(MLIT)2023年10月住宅着工統計



