世界的アクションスポーツイベント「Swatch Nines SNOW」、2026年と2028年にニセコで開催決定
- Tsubasa Yajima
- 8月22日
- 読了時間: 3分
2025年8月21日、世界的に有名なアクションスポーツイベント「Swatch Nines SNOW」が、2026年4月に北海道のニセコ東急グラン・ヒラフでのアジア初開催が発表されました。本イベントは2028年にも再び開催される予定です。
このイベントは株式会社ザスモールシングス、まちの未来、The Nines AGが主催し、東急不動産および東急リゾーツ&ステイがパートナーとして参画します。世界トップクラスのスキーヤー、スノーボーダー、そして最先端の映像クリエイターたちが参加予定です。
「Swatch Nines SNOW」は従来の競技会とは異なり、創造性とコラボレーションを重視しています。アスリートたちは映像的なインパクトを狙って特設される雪の構造物を使ってパフォーマンスを行い、世界に向けて発信される印象的なコンテンツを生み出します。
世界的に知られるパウダースノー「JAPOW(ジャパウ)」で有名なニセコは、その国際的評価と地域文化の豊かさから開催地に選ばれました。一般公開日も設けられる予定で、地元と連携した追加プログラムも検討されています。
イベントのスポンサーは2025年秋までに決定される予定で、選手のラインナップは冬に発表されます。2026年4月に記念すべきニセコ初開催が行われるとのことです。
The Nines AGのCEO、ニコ・ザチェック氏は次のようにコメントしています。
「Swatch Nines SNOWが初めてアジアで開催されること、しかも象徴的な場所であるニセコ東急グラン・ヒラフで行えることにこれ以上ない喜びを感じています。日本の深い雪の歴史、豊かな文化、そして驚くべき自然美は、ナインズの新しいチャプターを彩るのにふさわしい舞台です。この素晴らしい地に私たちのクリエイティビティを届けられることを光栄に思います。」
この取り組みは、東急不動産が進める長期構想「Value up NISEKO 2030」にも寄与する見込みです。同プロジェクトは、持続可能で世界水準のリゾートへと地域を進化させる取り組みであり、大規模なインフラ整備と地域社会に根差した施策を組み合わせ、訪問者体験と地域の強靭性を高めることを目指しています。
「Value up NISEKO 2030」の主な取り組み:
フェーズ5で総額100億円超を投資
2024年にWi-Fiやシートヒーター付き10人乗りキャビンの「エースゴンドラ」導入
2025〜26年に羊蹄山ビューの新山頂レストラン開業予定(エコ設計・旧リフト椅子を再利用した座席)
2026〜27年に「エース第3リフト」を4人乗りフード付きリフトに更新し、快適性と輸送力を向上させる
季節労働者の住宅不足に対応する木造寮「NATURE NISEKO HIRAFU」を新設
インフラ整備、観光体験、地域強靭性、持続可能性を重視し、2030年までにニセコを通年型の世界水準リゾートへと発展させる