ペイシャンス・キャピタル・グループ(PCG)、経営陣を強化 ― 不動産・投資分野で3名の幹部を新任
- Tsubasa Yajima

- 10月17日
- 読了時間: 3分
ペイシャンス・キャピタル・グループ(Patience Capital Group/PCG)は、2025年10月16日、リーダーシップ体制の強化を目的として3名のシニア・エグゼクティブを新たに任命したと発表しました。
今回の人事は、同社が掲げる「投資領域の拡大」「運用体制の強化」「長期的な資産価値の創出」を支える戦略の一環です。
新任人事について
Andy Lee(アンディ・リー)氏 ― Patience Capital Group チーフアセットマネジメントオフィサー
アジアおよび欧州で27年にわたる不動産投資運用の経験を持ち、GICおよびPontiac Land Group(ポンティアック・ランド・グループ)の要職を歴任。PCGでは建設/改修/運営/プロパティマネジメント/売却まで、資産運用全般を統括します。
Colin Low(コリン・ロー)氏 ― Head of Asia(日本を除く)投資責任者/ Patience Lifestyle CEO
不動産およびホスピタリティ分野で25年以上の経験を有し、シンガポール土地庁(SLA)のCEOを務めた後、Frasers Hospitality Trust(フレイザー・ホスピタリティ・トラスト)やCBRE Hotels EMEA(CBREホテルズEMEA)でも指導的立場にありました。PCGではアジア(日本を除く)での投資案件とライフスタイル関連事業を統括し、地域拡大を推進します。
Mitsuru Ishii(石井 満)氏 ― ペイシャンスキャピタルグループ株式会社 マネージングディレクター
ドイチェ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券などでの18年に及ぶ不動産投資銀行業務の経験を活かし、日本での資金調達を主導。また、妙高開発官民連携協議会のメンバーとして、同社が推進する妙高リゾート開発プロジェクトにも関与します。
ケン・チャンCEOのコメント
ペイシャンス・キャピタル・グループの創業者でありCEO兼CIOのKen Chan(ケン・チャン)氏は、「今回の人事は、当社の次なる成長フェーズを担う多様で強固な経営体制を築くためのもの」と述べました。 同氏はまた、グループ会社であるペイシャンス・リアルティおよびキャピタルブレインとの連携を通じ、「妙高開発プロジェクトなど主要案件の推進と、投資家にとっての長期的価値向上を図る」とコメントしています。
ペイシャンス・キャピタル・グループについて
ペイシャンス・キャピタル・グループ(Patience Capital Group/PCG)は、2019年設立の不動産・プライベートエクイティ投資運用会社です。シンガポールと東京に拠点を置き、国内外の機関投資家および個人投資家向けに、不動産関連資産・事業への投資、開発アドバイザリー、プロジェクトコンサルティングなどを行っています。
参考資料:
ペイシャンス・キャピタル・グループ経営陣の新任に関するプレスリリース(日本語版)
ペイシャンス・キャピタル・グループ経営陣の新任に関するプレスリリース(英語版)



