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日本製鉄興和不動産と野村不動産が青山一丁目近隣プロジェクトの着工を発表

  • 執筆者の写真: Tsubasa Yajima
    Tsubasa Yajima
  • 6月10日
  • 読了時間: 2分
日本製鉄興和不動産と野村不動産は、東京都港区で進行中の大規模複合開発「赤坂七丁目二番地区第一種市街地再開発事業」について、2025年6月1日に着工したと発表しました。 

両社は、この事業を推進する赤坂七丁目二番地区市街地再開発組合の参画組合員です。 
赤坂七丁目二番地区第一種市街地再開発事業の完成後の外観イメージ
赤坂七丁目二番地区第一種市街地再開発事業の完成後の外観イメージ(日本製鉄興和不動産のプレスリリースより/本記事末尾にリンクあり) 

再開発エリアは約1.2ヘクタールで、東京メトロ銀座線・半蔵門線および都営大江戸線が利用可能な青山一丁目駅から徒歩6分の立地にあります。 

開発地を赤で示したエリア概念図
開発地を赤で示したエリア概念図(プレスリリースを基にペイシャンスリアルティが編集) 

この再開発地は、カナダ大使館の反対側にある高橋是清記念公園に隣接しており、以前は耐震基準を満たさなくなった老朽化した3棟の集合住宅が建っていました。 


開発概要図開発概要図
開発概要図(プレスリリースを基にペイシャンスリアルティが編集) 

本プロジェクトの中心となるのは、地上46階・地下1階、高さ約157メートルの高層タワーです。


総合的な複合施設として計画されており、以下の用途が含まれます: 

  • 住宅ユニット643戸 

  • オフィススペース 

  • 専門学校向け施設 

  • 日常生活を支える商業施設 


建物の延床面積は約87,912平方メートル、建築面積は約5,017平方メートルを予定しています。 


再開発の重要な目的の一つは、東京中心部の高密度地区における都市の安全性とインフラの向上です。


計画には以下が含まれます: 

  • 周辺道路の拡幅および電線類の地中化 

  • 帰宅困難者向け一時滞在施設、防災備蓄倉庫、非常用発電機などの防災機能 

  • 地域内の歩行者動線を改善するバリアフリー設計 

  • 高橋是清記念公園との一体的な整備による緑地や広場の新設と、連続した緑のネットワークの形成


このプロジェクトは、地域に不足していた生活支援サービスや日常用途の商業施設を導入することで、周辺コミュニティの課題を補うことを目指しています。また、老朽化し低密度だった住宅群を計画的な高層複合開発へと転換することで、東京中心部における都市再生の一端を担います。


設計は日建設計が担当し、実施設計および建設は清水建設と日建設計による共同企業体が手がけます。 


また、清水建設が施工管理者としてプロジェクト全体を統括します。 


出典:
Working on Laptop

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