東京・芝浦で日本初進出となる「フェアモント東京」が開業
- Tsubasa Yajima
- 6月25日
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前
フェアモント ホテルズ&リゾーツは、東京・港区の再開発プロジェクト「BLUE FRONT SHIBAURA」内のTOWER Sにおいて、日本初進出となる高級ホテル「フェアモント東京」を2025年7月1日に開業します。

「BLUE FRONT SHIBAURA」ベイビュー完成予想図 / デベロッパー提供
本プロジェクトは、野村不動産と東日本旅客鉄道(JR東日本)が共同で開発を進めています。

プロジェクト概要図 /デベロッパー提供のものをペイシャンスリアルティが編集
ホテルはタワーの1階、4階、35階から43階に位置し、スイート29室を含む全217室の客室を備えています。客室は36階から42階に位置し、広さは52平方メートルからとなります。

客室イメージ/フェアモント東京公式サイトより
最高ランクのスイートには、42階に位置するプレジデンシャルスイート(278㎡)と芝浦スイート(222㎡)が含まれます。 41階および42階の客室、ならびにスイート宿泊者は、42階に設けられた専用ラウンジ「フェアモント・ゴールド・ラウンジ」を利用できます。
すべての客室には、ルラボのバスアメニティ、ダイソン製ヘアドライヤー、MarshallまたはSonyのBluetoothスピーカーなど、プレミアムな設備が完備されています。
イベント・ダイニング施設も充実
4階には、都心ホテル最大級の広さを誇るバンケットルーム「フェアモント・グランド・ボールルーム(1,000㎡)」をはじめとする5つの宴会場が設けられています。
43階には、オープンキッチンを備えた宴会場「THE SEA」と、ホテル内チャペル「SKYチャペル」が隣接。1階には、快適な打ち合わせスペースとしてウェディングサロンも設けられています。
充実したライフスタイル施設
施設内には、屋内外の2つのプール、24時間利用可能なフィットネスジム、鉄板焼、寿司、地中海料理、南カリフォルニア料理などを提供する5つのレストランが備わっています。

プール完成予想図 /フェアモント東京公式サイトより
また、バーも2か所あり、「Yoi to Yoi」は日本の立ち飲み文化にインスピレーションを受けたバー、「OFF RECORD」は厳選された音楽体験を楽しめる空間です。
最高ハピネス責任者セリーン(ワンちゃん従業員)を採用、愛犬との特別な宿泊プラン「ワンタスティック」も
フェアモント東京では、北米のフェアモントグループで展開されている愛犬プログラム「Canine Ambassador(ケイナンアンバサダー)」の一環として、ラブラドールレトリバーのセリーン(SERENE)を“最高ハピネス責任者(Chief Happiness Officer)”に任命しました。セリーンは従業員の一員である”ハーティスト”として、ロビーでのお出迎えなどを通じて来館者に癒しと笑顔を届けます。

最高ハピネス責任者のセリーン / フェアモント東京提供
また、愛犬と宿泊できる新プラン「ワンタスティック」の受付を6月16日より開始しています。「ワンタスティック」は、1泊1室2名と愛犬1匹で税込23万5422円から(記事執筆時点)で、犬用アメニティや名前入りベッドなどが付属し、売上の10%は動物保護団体「Tier Heim KOKUA」へ寄付されます。
フェアモント東京のマーケティングディレクターである藤川早苗氏は次のようにコメントしています。
ー「国内外から大きな関心をいただいており、宿泊、ウェディング、ダイニングすべてにおいて順調に予約が進んでいます。」