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三井不動産主導のコンソーシアムが築地市場跡地再開発事業に選定

  • 執筆者の写真: Tsubasa Yajima
    Tsubasa Yajima
  • 2024年4月30日
  • 読了時間: 2分
2024年4月22日、三井不動産は東京都が公募した「築地方市街地再開発事業」において、同社を代表企業とする11社のコンソーシアムが事業予定者に選定されたと発表しました。 
開発対象地は約19万平方メートル、延床面積は約117万平方メートルに及ぶ大規模プロジェクトです。
築地市場跡地再開発事業のイメージCG
提供:三井不動産 

計画の中核には、最大5万人を収容できる**多目的スタジアム(マルチスタジアム)**が設けられます。 


再開発のコンセプトは、「ウェルネス・イノベーション」「食・体験・にぎわい」「ホスピタリティ・おもてなし」の3つの柱で構成されており、健康長寿社会の実現と東京の国際競争力強化を目指します。 


完成後は全9棟で構成され、総事業費は約9,000億円が見込まれています。 

築地市場跡地再開発事業のレイアウトイメージ図
出典:三井不動産(Patience Realtyにより加工) 

中心施設となるマルチスタジアムは、可動式・仮設席を備え、スタジアム、アリーナ、シアター、展示会場など多目的に転換可能な柔軟性を持つ設計です。 


また、ライフサイエンス関連と商業機能を融合させたイノベーション拠点を設け、人材・情報交流を促進するプラットフォームを構築します。 


国際会議施設、大規模ホテル、短期・中期滞在型レジデンスなども整備され、多様なインバウンド需要に対応。さらに、食の発信拠点となるフードホールや約1,200席の劇場ホール、国賓対応ホテル、オフィス・住宅棟も開発されます。 


加えて、陸・海・空を結ぶ広域交通ハブとしての機能も担い、東京都心の新たなゲートウェイとしての役割が期待されています。 


開業は2030年代前半を予定しており、一部施設は2029年度中の先行開業を見込んでいます。 


本プロジェクトに参画する11社は以下の通りです:  三井不動産/トヨタ不動産/読売新聞グループ本社/鹿島建設/清水建設/大成建設/竹中工務店/日建設計/パシフィックコンサルタンツ/朝日新聞社/トヨタ自動車 (順不同)


参考資料:  
三井不動産「築地方市街地再開発事業」プレスリリース

出典:
Working on Laptop

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