JWマリオット・ホテル東京、高輪ゲートウェイシティに開業
- Tsubasa Yajima

- 10月28日
- 読了時間: 3分
マリオット・インターナショナルは2025年10月23日、東京・港区に新たなラグジュアリーホテル「JWマリオット・ホテル東京」を報道関係者向けに公開しました。
全200室を備える同ホテルは、日本国内で2軒目となるJWマリオットブランドのホテルで、奈良での開業に続く展開となります。
JWマリオットは、世界30以上のブランドを擁するマリオット・インターナショナルの中でも最上位に位置するブランドです。

THE LINKPILLAR 1 SOUTHの外観画像/提供 Artellion
ホテルは、JR東日本が進める「高輪ゲートウェイシティ」再開発プロジェクトの一角「THE LINKPILLAR 1 SOUTH」内の23〜30階に位置しています。

レインボーブリッジビューのエグゼクティブスイートルーム / 提供:JWマリオットホテル東京ウェブサイト
客室は23〜28階に設けられ、広さは43平方メートルから235平方メートルまで。全12タイプの客室があり、アーバンデラックスキング(43〜47㎡)、エグゼクティブプレミアムスイートツイン(95㎡)、プレジデンシャルスイート(235㎡)などを用意しています。

高輪ゲートウェイ再開発エリアの航空CG/デベロッパー提供
多くの客室からは皇居や東京湾、晴れた日には富士山を望むことができ、一部の客室では27階のエグゼクティブラウンジへのアクセスが可能です。専任スタッフによるパーソナルサービスと、旬の料理やドリンクが楽しめます。
宿泊料金は1泊12万5,000円(税・サービス料別)からとなっています。
バンケット&ミーティング施設
28〜29階には、32.5平方メートルから400平方メートルまでの宴会・イベントスペースが9室設けられています。最大収容人数400名の「JWボールルーム」には、270度可動式LEDスクリーンと最新の音響設備が備わり、ウェディングや会議、商品発表会など多様な用途に対応します。
また、テイスティングキッチンを備えた多目的スペース「月(Tsuki)」(126㎡)や、少人数向けのプライベートサロン「雲(Kumo)」(36㎡)など、全6室の会議室を完備しています。
ダイニング・ウェルネス・アメニティ
館内には、日本料理「懐石」をはじめ、モダン地中海料理レストラン、クロワッサンバーなど7つのレストラン&バーが入ります。さらに、東京タワーを望む屋内プールやスパ、24時間利用可能なフィットネスセンターも併設されています。
開業後の好調なスタート
JWマリオット・ホテル東京は10月2日に正式オープンし、開業直後から好調な稼働率を記録しています。宿泊客の約7割は海外からで、特にアメリカからの利用が多く見られます。
開業記念式典でのコメント
10月23日に行われた開業式典では、マリオット・インターナショナル社長兼CEOのアンソニー・カプアノ氏が次のように語りました。
高輪ゲートウェイは品川駅や羽田空港へのアクセスが良く、東京の未来を象徴する革新と文化の拠点です。
また、JR東日本の喜勢陽一社長も次のように述べました。
JWマリオット・ホテル東京が高輪ゲートウェイの魅力をさらに高め、国内外の旅行者にここでしか味わえない体験を提供することを期待しています。



