ダイワハウスの「THE STATELY」省エネ賃貸住宅の新基準を目指す
- Tsubasa Yajima
- 3月4日
- 読了時間: 3分
2025年3月3日、ダイワハウス工業は、ZEH-M(ゼッチ・マンション:集合住宅向けゼロ・エネルギー・ハウス)基準に対応した、プレミアムな3~4階建て賃貸住宅「THE STATELY」の販売開始を発表しました。
本記事は賃貸希望者向けではなく、収益物件の建築を検討している土地所有者向けの情報です。土地をお持ちで、建築計画や管理についてのサポートをご希望の方は、弊社ペイシャンス・リアルティ株式会社までご相談ください。本商品およびその他の選択肢(選択肢は土地の広さ・形状によって異なります)についてご案内します。(本記事を引用のうえ、お問い合わせください)
本物件は、耐震性、省エネルギー性、防音性を重視し、日本国内の賃貸住宅品質における新たな基準の確立を目指しています。
【耐震設計と快適性の向上】
THE STATELYは、重量鉄骨構造および座屈拘束ブレース付き耐震壁を採用し、日本の建築基準における耐震等級3(最高等級)を実現。これはダイワハウスの賃貸住宅事業において初の取り組みとなります。

THE STATELYの外観CGパース(ダイワハウス工業提供)
また、住戸間および上下階間の高度な防音構造により、生活音によるストレスを抑え、より快適な住環境を実現しています。
省エネと持続可能性
外壁・天井・床・窓に高断熱材を使用し、高効率給湯器、エアコン、LED照明などの省エネ設備を導入しています。

屋上太陽光パネル設置のCGパース(ダイワハウス工業提供)
ZEH-M Oriented基準を満たす設計で、省エネルギーな暮らしを支援。また、太陽光発電の導入により、入居者の電気代削減とCO₂排出削減に貢献します。

エントランスロビーのCGパース(ダイワハウス工業提供)
構造体と防水部分には、初期30年保証が付き、長期的な安心を提供します。
多用途レイアウトと設計の革新
1階の天井高は最大3.14メートル。住居用途に限らず、店舗やオフィスなど多用途に対応可能です。

1階部分の駐車場や店舗利用を想定したCGパース(ダイワハウス工業提供)
上層階にはキャンティレバー構造の居室を配置し、柔軟なレイアウトを実現。開口部の大きなビルトインガレージも設置可能で、機能性を高めています。
また、建物規模に応じて、3人、6人、9人乗りの3タイプの共用エレベーターが選択可能です。
全国販売を目指す
ダイワハウスは、年間100棟の販売を目標としており、北海道・沖縄など一部地域を除き、日本全国での展開を予定しています。本プロジェクトは、同社の創業70周年記念事業の一環として、革新的で高性能な賃貸住宅の提供を通じた取り組みの一部となっています。
※土地は別売りです。
出典: