赤坂二・六丁目地区再開発事業が着工
- Tsubasa Yajima
- 2024年3月15日
- 読了時間: 2分
三菱地所とTBSホールディングスは、2024年3月13日、東京都港区における「赤坂二丁目・六丁目地区開発事業」の建設工事を開始しました。
本プロジェクトは、2021年11月に国家戦略特別区域に指定され、2024年2月には国土交通省から民間都市再生事業として認定を受けています。

完成予想CGイメージー左側がB棟・右側がA棟
東京メトロ千代田線「赤坂」駅に直結する本開発において、B棟は約8,762平方メートルの敷地に建設されます。
Advertisement
上記バナーは厳選された日本国内不動産を対象とする非居住者向け円建てローン広告の中国語版です
B棟は地上40階・地下4階建て、延べ床面積は約167,650平方メートルとなる予定です。

三菱地所提供のマップをもとにペイシャンス・リアルティが英語版に翻訳
A棟は約5,415平方メートルの敷地に建設され、地上18階・地下3階建て、延べ床面積は約38,150平方メートルとなります。

©️三菱地所提供
本プロジェクトでは、駅前空間や広場の整備も計画されています。広場にはイベントやオープンカフェを設けることで、駅周辺のにぎわいを創出することを目指しています。

©️三菱地所提供
さらに、空港リムジンバスや観光シャトルバスの発着施設を設けるほか、交通情報や地域イベントの案内を行うインフォメーションサービスも提供されます。
また、敷地東側には約1,000平方メートルのインキュベーション施設が設けられ、オフィスや商業スペースを通じて、赤坂エリアにおけるクリエイター、スタートアップ企業、大手企業の交流を促進します。
B棟内には、約11,000平方メートル規模の劇場ホールおよび国際基準を満たす高級ホテルの開発が予定されています。
加えて、大規模災害時に帰宅困難者650人を一時収容可能な宿泊施設や、食料備蓄倉庫、屋外一時避難スペースなども整備されます。
プロジェクト全体の完成は、2028年10月末を予定しています。
参考資料:
赤坂二・六丁目地区再開発事業概要