新千歳空港に半導体企業向けワークスペース「RISE GATE」開設へ|Rapidus関連企業の進出拠点に
- Tsubasa Yajima

- 4月30日
- 読了時間: 2分
三井不動産は2026年8月、新千歳空港内にシェアオフィス兼共創拠点「RISE GATE NEW CHITOSE AIRPORT」を開設します。北海道で拡大する半導体産業集積を背景に、千歳エリアを日本の次世代半導体拠点の一つとして位置付ける取り組みとなります。

「RISE GATE NEW CHITOSE AIRPORT」ラウンジのCGイメージ/画像提供:三井不動産
本施設は新千歳空港国内線ターミナル3階に開設され、RISE-Aとの連携により整備されます。Rapidusおよび関連サプライヤー企業など、北海道進出を検討する企業に向けた“低ハードルな進出拠点”として設計されています。
2026年8月の開業を予定しており、RISE GATEとしては東京以外で初の展開となるほか、三井不動産の法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」が空港内に導入される初事例となります。
北海道進出企業の“ファーストオフィス”に
本施設は、北海道へ新規進出する企業向けの「ファーストオフィス」として位置付けられています。
1人から11人規模まで対応可能なサービスオフィスを備え、法人登記にも対応。短期プロジェクトから中長期拠点への移行まで、柔軟な事業展開を支援します。
こうしたモデルは、地方の成長産業エリアにおいて、まず小規模進出を行い、その後本格投資へ発展する流れに対応したものといえます。
移動・業務・交流を一体化した空港型ワークスペース
北海道の主要交通拠点である新千歳空港内に位置することで、出張対応と日常業務を同一空間で行える設計となっています。
施設内には以下の機能が導入されます:
三井不動産の法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」
カルチュア・コンビニエンス・クラブによる時間利用型「SHARE LOUNGE」
RISE-A主導の半導体コミュニティプラットフォーム
これらを組み合わせることで、会議、集中作業、カジュアルな交流まで対応可能な柔軟なワークスペースを形成します。
半導体産業の共創プラットフォームへ
本施設は単なるオフィスではなく、半導体企業、研究機関、自治体などを結び付ける共創プラットフォームとしての役割も担います。
ラウンジやイベントスペースを活用し、サプライヤー、利用企業、大学、行政など産学官連携による産業形成を支援する計画です。
全国半導体ネットワーク拡大へ
今回の新千歳空港プロジェクトは、三井不動産とRISE-Aが進める全国半導体エコシステム構築戦略の一環です。
先行して展開された「RISE GATE 日本橋」に続く初の地方展開となり、千歳エリアの次世代産業拠点としての存在感をさらに高めることが期待されています。



