賃貸入居者が重視する条件とは?|アットホーム調査で見る住み替え理由と設備ランキング
- Tsubasa Yajima

- 2024年2月20日
- 読了時間: 2分
アットホームは2024年2月19日、「2023年下半期 問合せの多い条件・設備ランキング(賃貸居住用編)」を発表しました。
本調査は、2023年7月~12月に賃貸住宅を探している利用者へ物件を紹介した全国522社の不動産会社を対象に実施されたものです。
調査期間は2024年1月16日~23日でした。
アットホームは日本最大級の賃貸物件ポータルサイトの一つであり、賃貸住宅市場の需要動向を把握する上で重要な指標とされています。
住み替え理由のトップは「転勤」
不動産会社によると、2023年下半期に賃貸入居者が住み替えを検討した主な理由は以下の通りでした。
転勤のため:33.1%(前回調査比1.4ポイント減)
通学/通勤先に近づくため:33.0%(同3.8ポイント増)
家賃を下げるため:29.1%(同3.5ポイント減)
「転勤のため」が引き続き最多となりましたが、「通学・通勤先に近づくため」が大きく増加しています。 一方で、「家賃を下げるため」は減少しました。
一般的に、職場や学校の近くへ住み替える需要が増えることは、雇用環境や所得環境の改善を示す傾向があります。
逆に、家賃を抑えることを目的とした住み替え需要が増加する場合は、家計や雇用環境の悪化が背景にある可能性があります。
人気設備は「駐車場付き」
賃貸住宅で重視される設備ランキングでは、
駐車場付き:34.7%(前回比0.5ポイント増)
インターネット無料:31.0%(同0.2ポイント増)
独立洗面台:28.2%(同1.7ポイント減)
となりました。
特に駐車場については、不動産会社から「EV(電気自動車)向け充電設備やコンセント付き駐車場への問い合わせが増えている」との声も寄せられています。
インターネット無料設備も引き続き高い人気を維持しており、賃貸住宅の商品力を左右する重要な要素となっています。
賃貸市場の動向を示すデータ
今回の調査結果からは、転勤や通勤利便性を重視した住み替え需要が堅調であることが分かります。
また、設備面では駐車場やインターネット無料といった実用性の高い条件が引き続き支持されており、賃貸住宅オーナーや投資家にとっても入居者ニーズを把握する参考データとなりそうです。
参考資料:
アットホーム「不動産のプロが選ぶ!『2023年下半期 問い合わせが多かった条件・設備~賃貸編~』ランキング」



