2024年1月の新設住宅着工戸数は8カ月連続減少|持家・分譲住宅の低迷続く
- Tsubasa Yajima

- 2024年3月1日
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2024年2月29日、国土交通省は2024年1月の新設住宅着工戸数を発表しました。以下の増減率はすべて前年同月比です。
2024年1月の新設住宅着工戸数は58,849戸となり、前年同月比7.5%減となりました。これで8カ月連続の減少となります。
新設住宅の総床面積は449.1万平方メートルとなり、前年同月比11.5%減となりました。総床面積の減少は12カ月連続です。
季節調整済み年率換算戸数は80万2,000戸となり、前月比1.5%減となりました。
住宅タイプ別の動向
持家の着工戸数は14,805戸となり、前年同月比11.0%減となりました。持家は26カ月連続で前年同月を下回っています。
貸家は24,681戸となり、前年同月比2.7%増となりました。増加は6カ月ぶりです。
分譲住宅は19,039戸となり、前年同月比16.1%減となりました。
このうち分譲マンションは9,020戸で前年同月比24.8%減、分譲戸建住宅は9,867戸で前年同月比6.7%減となり、分譲戸建住宅は15カ月連続の減少となりました。
主要都市圏別の動向
首都圏の着工戸数は23,319戸で、前年同月比5.6%減となりました。
内訳は以下の通りです。
持家:3,512戸(4.0%減)
貸家:10,601戸(8.8%増)
分譲住宅:9,139戸(18.4%減)
中部圏は7,328戸となり、前年同月比2.1%増でした。
内訳は以下の通りです。
持家:2,461戸(5.8%減)
貸家:2,492戸(7.1%増)
分譲住宅:2,362戸(6.2%増)
近畿圏は9,109戸となり、前年同月比19.0%減となりました。
内訳は以下の通りです。
持家:2,016戸(6.0%減)
貸家:4,168戸(12.9%減)
分譲住宅:2,903戸(32.2%減)
住宅着工戸数が注目される理由
住宅着工戸数は、不動産市場や景気動向を示す重要な先行指標の一つです。
住宅開発には長い準備期間と多額の資金が必要となるため、デベロッパーや金融機関が将来の需要に対してどの程度自信を持っているかを反映します。
着工戸数が増加している場合は住宅需要や市場環境に対する期待感が高いことを示し、反対に減少している場合は開発事業者や金融機関が慎重な姿勢を強めている可能性があります。
特に住宅建設は完成まで1年以上を要するケースも多く、現在の着工動向は今後の住宅供給や不動産市場の見通しを考える上で重要な指標とされています。
出典/Further Reading:
Patience Realty(2024年3月)



