ブランズ千代田富士見の竣工を東急不動産が発表
- Tsubasa Yajima
- 3月25日
- 読了時間: 2分
2025年3月12日、東急不動産は、東京の格式高い千代田区におけるフラッグシップ高級分譲マンション「ブランズ千代田富士見」の建設完了を発表しました。

画像は2025年1月発表のデベロッパープレスリリースより(プレスリリースのリンクは記事末尾に掲載)
著名建築家・隈研吾氏が監修し、65戸の本プロジェクトは5年の歳月をかけて開発され、ブランズシリーズ史上最高額の販売価格を記録しました。
歴史的景観を望む一等地
九段下駅と飯田橋駅に近接する本物件は、地震に強い18階建てのタワーで、伝統的に人気の高い富士見地区に位置しています。

2025年1月発表のデベロッパープレスリリースと顧客向け案内を元にペイシャンスリアルティにより作図
元々は住宅と商業地が混在していた敷地を統合し、靖国神社、日本武道館、そして皇居近くの千鳥ヶ淵公園を望む景観を実現しています。
サステナブルかつハイエンドな設計
本マンションは、先進的な環境性能を備え、「ZEH-Oriented」および「低炭素建築物」認証を取得しています。 各住戸にはエネファーム燃料電池が導入され、屋上には太陽光パネルも設置されています。

駐車場入口の CG レンダリング(記事の下部にリンクされているデベロッパーのプレスリリースによる)
緑化にも注力し、350㎡の庭園、緑化屋根のエントランスキャノピー、さらに駐車場の38%にEV充電設備を完備しています。
外装にはスペイン産の天然石を用いた精緻なデザインを採用し、内装にはグラナイト仕上げを施しています。 共用施設には、エントランスラウンジ、地下のゴルフシミュレーター、各階の宅配ロッカーを完備しており、 住戸面積は72㎡~210㎡で天井高は最大3メートルに達します。
強い市場需要
販売は2022年秋から2024年春にかけて実施され、全65戸が完売しています。 価格は1億4000万円~13億円で、坪単価の平均は1090万円と、ブランズシリーズの公開販売物件としては過去最高水準となりました。
本プロジェクトには5100件以上の問い合わせが寄せられ、ショールームには535組が訪問、購入者の多くは50代のビジネスエグゼクティブや専門職でした。 購入理由としては、自己居住目的のほかに名門校へのアクセスを考慮したケースも見られました。 なお、富士見アドレスでの新築分譲マンション供給は約9年ぶりとなります。
参考資料:
ブランズ千代田富士見モデルルームにて購入者内覧会開始を告知する東急不動産のプレスリリース(2023年1月)