小田急電鉄、東京メトロ、東急不動産は2024年3月25日、新宿駅西口地区開発計画の共同プロジェクトである地上48階建ての新ビルの着工を発表しました
完成CGイメージ 提供:小田急電鉄
新宿西口の小田急百貨店があったエリアでは2022年10月から既存建物の解体工事が進められてきました。
同計画は、(1)新宿グランドターミナルの実現に向けた基盤整備、(2)国際競争力強化のための都市機能の導入、(3)防災力の強化と環境負荷の低減の3つを柱としています。
新宿西口再開発地区マップ
この開発は新宿駅と周辺地域との接続性向上やビジネス交流促進、防災性向上などを目的としています。
計画地は都市再生特別措置法に基づく緊急再開発地域の区域内にあり、敷地面積は約8,060平方メートルとなっています。
地上48階、地下5階、延床面積約25万1,000平方メートルの複合ビルを開発する予定です。
新しいビルは地下2階から地上10階までに新宿エリア最大級の商業施設が入居し、12・13階はイノベーション拠点、14~46階はオフィス空間となります。
完成したプロムナードCGイメージ 提供:小田急電鉄
オフィスエリアはゼロエネルギービルディング(ZEB)Ready認証を取得する予定です。
完成は2029年度の予定です。
参考:
新宿西口再開発計画の概要
出典:
R.E. Port ニュース (2024年3月)